
包茎にはどんな種類があるの?
ひとくちに「包茎」と言っても、さまざまな種類があることをご存知ですか?
治したいからと、手取り早い治療法を選択してもそれが的外れでは意味がありません。種類別でしっかり対処を行うことが解決への近道です。まずは包茎の種類について知っておきましょう。
【仮性包茎 (余剰包皮型 包茎)】
包茎の中では一番多いタイプ。
普段は亀頭が皮で覆われていても、勃起時には亀頭が露出する状態を仮性包茎といいます。
デメリットとして、普段亀頭が覆われている分だけ刺激に弱く、早漏になりがちです。また、亀頭粘膜も弱い為、むけた状態の人に比べると性病や性感染症に感染する確率が2〜3倍ほど、高くなります。
亀頭が覆われていると不潔になりやすく、清潔に保っておかないと病原菌の繁殖へつながりますので注意が必要です。
【真性包茎 (癒着型 絞約型(絞め付け)包茎)】
こちらは仮性包茎とは違い、完全に皮に覆われた状態。
包皮口が異常に狭い、もしくは亀頭と包皮がくっついている状態で、勃起時でもむくことができません。放置しておくと亀頭包皮炎が慢性化したり、そのほかの泌尿器疾患の原因となります。
この場合、正常なセックスは行えませんので早期の治療が必要です。
【カントン包茎 (強絞約型包茎)】
カントン包茎の場合は、包皮を無理にむき亀頭を露出したため、強い絞約(締め付け)によって元に戻せなくなります。その結果、締め付けられた亀頭は鬱血(うっけつ)し、包皮が膨れあがった状態という一番危険な状態です。放置すると壊死を起こす可能性が高く、緊急の包茎手術が必要になります。
【肥満型包茎 】
下腹部の脂肪によりペニスが埋まってしまい、本来のペニス付け根の位置が前方に押し出された結果、亀頭に包皮が被さってしまう症状を指します。
原因は下腹部の脂肪ですので、脂肪を落とすことで改善されます。しかし、あまりにも脂肪が多い際はダイエットで解消できても皮膚が思いのほか伸びてしまっていることが多く、改善されないケースもあります。
【まとめ】
包茎にはさまざまな種類はありますので、まずは自分がどのタイプなのかをしっかりと把握し対処することをオススメします。